ライブ2014年12回目:スタジオセッションでの学習とライブでの実践 [音楽]

ついに本年ライブ12回目になりました。1月にセッションデビューしたときに「毎月一回はセッションに出て、年内に12回演るゾ!」と心に決めていたのですが、なんと8月にして目標を達成しました(^^)v。なんか気分いいです。

といっても、今日の予定は午後から、さかのぼること24年前に結成しフュージョンバンドのメンバーと、仲間うちだけのスタジオセッション→反省会(単なる飲み会?)→解散 の腹づもりでした。

このところ仕事が超忙しくて、ギターの練習が全くできておらず、「スタジオセッション、全然練習できてないけど、仲間うちだけなのでまぁいいか!失敗OKだし!」と極めて軽く考えていました。

というわけで臨んだスタジオセッション。
メンバーは

 ピアノ
 ベース
 ドラム
 ギター(私)

の4名。ピアノとベースはセッション百戦錬磨の上級者。彼らに指導を仰ぐという感じでした。

学んだこと、収穫は大きかったです。一番大きかったのは、ジャズの典型的な曲構成の流れを教えてもらい、それを何度も実践できたことでした。大体以下のような流れと理解できました。

1 イントロ
2 テーマ
3 ソロ(楽器A)
 ソロ(楽器B)
 ソロ(楽器C)
4 ベースソロ
5 4バーズ ※4バーズソロ順は既出のソロ演奏と同じが基本
 ・楽器A(4小節)
 ・ドラムソロ(4小節)
 ・楽器B(4小節)
 ・ドラムソロ(4小節)
 ・楽器C(4小節)
 ・ドラムソロ(4小節)
 ・・・
6 テーマ
7 エンディング

今までこれを理解してなかったので、なぜみんな打ち合わせもなしに演奏を進めることができるのか、ずっと疑問でした。学習して実践してみて、うーんなるほど!とすごく納得することができました。

課題曲は
・朝日のようにさわやかに
・So what
・All of me
・枯葉
・Summertime
・Tenor Maddness
・Fly me to the moon

So what以外は上の曲の流れでうまくまとまって、実践することができたので、ジャムセッションでのこれからの演奏にずいぶん役立つよなーと感じました。

一方So whatだけは、スウィングではなくてモードの曲なので、上の曲の流れはふさわしくないようでした。

4時間のスタジオで課題曲7曲、うーん、ちょっと欲張り過ぎたかなと思いました。でも色んな曲で上の流れの演奏を体験できて、よかったと思います。

という有意義な時間を過ごして、さぁ、飲食して帰ろか、という気分になってたところ、ピアノさん&ベースさんが「これから大阪のいんたーぷれい8(http://interplay8.net/)のセッションに行くぞ!」とのこと。というわけで、私もついていくことにしました。

入店して時点ですでにセッションが始まっていて、なんか緊張しました。入店後しばらくしてから演奏順が回ってきて、私のリクエストで

・朝日のようにさわやかに
・Fly me to the moon

を演奏しました。どちらも事前にスタジオでみっちりリハした直後だったので、学習した曲の流れを意識して、以前よりも戸惑いが少なく演奏できたと思います。

というわけで、店の閉店時刻を考えると、もう一巡して回ることはあり得ないし、もう安心。ゆっくり演奏を聴いてリラックス。この店に集まる人、上手い人多いよなぁ、とか完全に聴衆の一人にになってたら、ホストさんが、

「ラスト1曲です、ロベンさん、ギター弾いてください。」

ありゃま、意外。でも声をかけてもらえるということは、私の演奏が少なくとも箸にも棒にもかからないレベルというわけではない、許容範囲の演奏はできてたということかな、と少し誇らしく感じました。

・・・などと悦に入ってる場合ぢゃない。これで演奏ボロボロになったらカッコ悪過ぎ。でもとにかくできることを一生懸命やるしかない。

課題曲は
・Bag's groove

やばい、この曲、聴いたことはあるけど、一度も弾いたことない。コード進行のチェックさえしたことない。でもその場で楽譜をみたら、キーFのブルース進行。バッキングは問題ない。ギターソロはFのブルースは演ったことないし、ギターのポジション的に少し苦手。でもそんなこと言ってらんない。とにかく楽譜を注視してロストしないようにし、演奏者のアイコンタクトや体の動きも注視してソロのタイミングを把握し、とにかく全神経を演奏することに注ぎました。そのとき、本当に想いのすべてが演奏に集中して、邪念や雑念が一切なかった、こういうのを「全身全霊」っていうのかなと後で感じました。そのくらい集中した演奏の後でもらった拍手は、なんか格別なものでした。

今日はとても濃厚で有意義な体験ができたと思います。また今後セッションを重ねる上でもとても有用な経験になりました。

いっしょに演奏させていただいたみなさま、特にスタジオからお世話になったピアノ&ベース&ドラムさん、ありがとうございました。また演りましょうね!(^^)//




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