ライブ2014年10回目:渡辺香津美さんの御言葉を胸に [音楽]

2014年7月6日、セッションしてきました。今年10回目のライブになります。場所は神戸・六甲アイランドのfeelでした。http://www.feelresort.com/index.html

実はこの前日、私の心の師である渡辺香津美さんのギターセミナーに参加しました。至近距離で世界の渡辺香津美のプレイを目の当たりにし、またギタープレイに関して普段聞けないようなリアルなお話も聴けて、大満足、上機嫌でした。

そのイベントの質問コーナーで、香津美さんに直接、質問しました。

私:「明日、セッションに参加するのですが、セッション参加に当たっての心構えとか心得を教えてください」

香津美さん:「それは『伝える心です』・・・。」

うーん、説得力があって、重く響く言葉・・・。

この御言葉を胸に、今回のセッションはそれを実践しようと思いました。


セッション当日、神戸は大雨。しかし前日の香津美さんのセミナーで感じたことを実践できること、セッションで演奏できる期待感で、気分は晴れ晴れ、会場に向かいました。

●Georgia on my mind

「じゃ、イントロ、ギターから入って」とホストさん。しかし私のGeorgiaの楽譜はイントロなしで、いきなりテーマからになってる・・・。
私:「あのー、私の楽譜、イントロないんですけど・・・」
ホストさん:「じゃ、いきなりテーマから」
なんとか演奏を始めることはできましたが、焦りまくりました。
楽譜にイントロがない場合は、小学校の先生がピアノ伴奏でやる要領で、曲のエンディングの部分を弾いて、出だしにつなげればよかったかなと後で思ったのですが、そのときは思いつきませんでした。今後はそうしようと思いました。

バッキングはカッティングとコードアルペジオ、ソロはアドリブで。どっちもゆったり感を伝えることを心がけて弾き、自分なりにうまくできたと思います。

演奏しながら思ったのですが、妙にリラックスして弾いてるよなー、と。前は緊張でのどがカラカラ、指先も震えたりしてたのが、よく他の楽器の音を聴いて、その中で自分がこう弾きたい、と考えながら楽しんで弾けていると感じました。ライブの経験を少しずつ積み重ねるごとに、より楽しく感じられるようになりますね。

●Fly me to the moon
私の定番曲です。リズムはボサノバで、ソロは入りだけいつもの決めソロ、あとは自然な流れでアドリブに展開していきました。この曲で伝えたいことは、「しっとり感」でした。

●All of me
これは今回初曲でした。今回どう弾くか一番頭を悩ませたのはこの曲でした。バッキングに関してはシンプルに歯切れよくカッティングすればハマりそう。しかし、ソロに関してはコード進行をみると、得意の(っていうかそれしかできない)スケール一発ソロでは曲調に合わない。とりあえずコードトーンのアルペジオと主旋律のフェイクの組み合わせで雰囲気を出そうとしました。そこそこ元気で曲調にあったギターが弾けたかなと思いました。

●枯葉
この曲で印象深かったのは自分の演奏内容よりも、私の目の前に座って食事をされていた年輩のご夫婦らしきお二人が、私たちの演奏を気持ちよさそうに聴いていてくれてたこと。時に目を閉じたり、体でリズムをとったり、本当に演奏を楽しんでられるように感じました。このイベントの目的の東日本大震災のチャリティの募金もしていただけて、私たちの演奏で、お客さんに楽しんでもらうことできる、震災復興に貢献もできる。こういうのってミュージシャン冥利に尽きる(初心者のくせにちょっと偉そう?)、なんて言ってもいいのかな。なんかとても温かくて、幸せに感じることができました。

香津美さんの御言葉、かなり実践できたかなと感じます。

まだまだセッション初心者ですが、これからもっと音楽を楽しめるように、練習とセッション参加していきたいです。



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JacMido

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by JacMido (2018-02-21 02:14) 

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