8月の歌:4曲目「追跡~chasin'」YouTubeにアップしました  [音楽]

 無事に毎月1日のリリース(ダイエー「一の市」…じゃないですが[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)])しました。
 
https://youtu.be/aPon3iVA_fc

 今回の曲は、とにかくトラック数3トラック、つまりトリオ編成、しかもアルトサックスという単音楽器+リズム隊(ドラム、ベース)という、「シンプルな編成」にこだわってみました。

 最近のDAW(音楽制作ソフト)は、とにかく初心者DTMer(※DTM:Desk Top Musicの略で、DTMerはDTMで音楽をする人、つまりパソコンで音楽を作る人という意味です)の私には手に余るほど高性能で、トラック数もパソコンのパワーが許す限り無限に作れて、実際プロの作曲家さんは「この曲は120トラック使ってます」とか平気で言ってしまう現状・・・[あせあせ(飛び散る汗)]。その昔は4トラックで頑張ってたことを考えると凄すぎる・・・[げっそり]

 確かにDTMで作曲してるんだから、DTMでしかできない音楽を作ることは理解してますし、否定する気は全くありません。むしろアイデアをそれだけ多く生み出して一つの作品とし完成させていることにむしろ敬意を表してます。実際、私の作品でも6月の歌「梅雨の晴れ間~rain & shine~」

https://youtu.be/EO07AnSjY4Y

の1分11秒からのクローズドハイハットの32音符の連打1小節丸ごとで連打して、「ゲリラ豪雨がやって来た!逃げろー!!急げー!!!」を表現したつもりですが、これもDTMならではの表現です。

 ただ、これをライブで演奏する場合には、その通り演奏するのか、別に編曲するのか、また別に編曲するならどういう風に編曲するのか等々、考える必要があります。ライブではその通り演奏するのではなく、それをライブ用に編曲する楽しみもありますが、例えば前記のクローズドハイハットの32音符の連打丸ごと1小節はまず不可能だし、表現しようとするれば、

案①:ドラマーまたはパーカッショニストを1人増やしクローズドハイハットを32部音符を1小節、連打してもらう。

案②:これに変わる表現方法をする。(例:ツリーチャイムを使用する。※ツリーチャイム:サザンの「いとしのエリー」のイントロで使用されてる暖簾状にチャイムが並んでいるパーカッション)

案③:パソコンを持ち込んで、そこだけパソコンで鳴らす。

など思いつきで書きましたが・・・。

 案③が現実的な方法ですが、私的には案②がいちばん面白そうかなと思います。


 少し話が脱線しましたので、戻します。

 私個人的には、やはりライブ演奏を前提とした作曲が好きです。

 DTMで作った曲達は、一時期5年程ジストニアのため右腕が不自由になり、ギター演奏を諦めていたため、それじゃあDTMがあるさ、ということで始めました。逆に言うと、音楽を続けるためにはこれしかないということで、ギター大好きな私としては、苦渋の選択でした。

 慣れない鍵盤を左手の指で弾きメロディを考え、左足の親指の先っぽで足元に立てかけた鍵盤を蹴ってこのメロディに合うベース(ルート)を考え、そのメロとベースからそれに合うコードネーム決定し楽譜(メロ+コードネームのリードシート)を書き、それらの情報から左手マウスで具体に音色や音程を考えながら入力していったという非常に手間暇がかかった、とても愛しい自分の子供のような曲達です。

 しかし、今までライブで演奏することを目標にギターを弾いてきた私としては、編曲はどうしてもバンド編成を無意識のうちに想定してました。DTMで作った曲は、ライブで演奏するため各メンバーに具体的なイメージを提示するための手段で、それをライブで演奏したものが完成品です。

 やはり100トラック、200トラック使う現代のDTMerのような曲は作れない。

 ステージに乗る人数分のトラック数と、ギタリストやキーボーディストがステージ上で音色を切り替えて使用する音色数分のトラック数、と考えるとMAX20トラックあれば十分だと思います。(考えが古いだけかもしれませんが。)
 
 音数を引き算、引き算して行くと、バンド演奏のためには、やはりドラムとベースのリズム隊は必須。音楽の3要素はリズム、メロディ、ハーモニー(コード=和音)ですが、今回はハーモニーまでも削ぎ落としてみて、その代わりに他の楽器の楽器の音数や音圧を増やし、特にドラムさんにがんばってもらって、音を分厚くするとどうなるか、という実験のつもりで作ってみました。夏休みの自由研究という感覚で聴いていただければと思います。

https://youtu.be/aPon3iVA_fc

 いかがでしたでしょうか?みなさんの忌憚のないご意見、YouTubeのコメント欄にいただけるとありがたいです。よろしくお願いしますm(__)m。
タグ:バンド 編曲 DTM
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ライブ2022年第2回:オーディエンスのつもりが・・・。 [音楽]

 2022年7月3日、セッションに参加しました。場所は神戸・六甲アイランドの最南で海が見えるお店、feelでした。

 といっても、私が長らく活動停止しているバンドのメンバーが出演されるとのことで、その応援にあくまでお客として行ったつもりですが・・・。

 ライブは、メンバーはギター、ベース、ボーカルのトリオで、演奏曲は暑い時季の一服の清涼剤となるようなボサノヴァの曲が中心で、アントニオ・カルロス・ジョビンの「WAVE~波~」など。全3ステージ、いい感じで演奏は進み、癒されました。

 終了後、ギターの方に「弾いてみませんか?」と声をかけてもらい、フルアコースティックギターを持っていない私としては、せっかくのご好意だしと思い、フルアコってどんな感じかな、でもリハビリ中で人に聴いてもらえるレベルではないし・・・、など葛藤しつつも、弾いてみました。

 とりあえずは、ビートルズの名曲「イエスタディ」(元師匠に楽譜をもらったジャズ・アレンジ・バージョン)をソロギターで演奏。そこで思わぬ状況、まさかまさかの拍手をいただきました\(^o^)/

 おっ、これ意外とイケてる?と調子に乗って、次に「枯葉」を演奏始めると、ベースの方がライブが終了したので片付けてたウッドベースをケースから出して、「最初からもっかい演ろう!」とベースとギターのデュオでのまさかのセッション開始。リハビリ中な上、突然のことだったのでテーマ⇒ギターアドリブ1コーラス⇒テーマ⇒エンディングという、超シンプルな構成で演奏。いっぱい間違えましたが、この演奏にも拍手をいただき、セッションタイムは終了。アフターの食事も演奏者のみなさんとご一緒させていただいて、音楽談義に花が咲くという、懐かしい展開に。「ああ、ギターが弾けるって素晴らしい!」

 改めて手術でギターが弾ける体に戻してくれた病院の院長先生をはじめ病院スタッフ、演奏メンバーのみなさん、お店のスタッフのみなさんに大感謝です。ありがとうございました。

 それから最後に宣伝を一つ、DTM(パソコンに打ち込み)作曲した7月の歌、「夜明けの5羽~Morning Street Quintet~」、YouTubeにて好評配信中で、お聴きいただければ幸いです。URLは次のとおりです。https://www.youtube.com/watch?v=t6LgmRciPVw

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