ライブ2016年2回目:またご家庭セッション~懐かしのフォーク編 [音楽]

ひさしぶりの投稿になります。

ちょこっと前、2016年10月終わりか11月初め頃に、ご家庭セッションをしました。

今回は妻がヴォーカル、私はアコースティックギターで歌伴で。早い話が、家族でのカラオケ代を浮かすためにギター弾いて、気分だけカラオケ行ったような、ってだけなんですが・・・。(汗)

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というわけで、体調不良からジャズのジャムセッション参加がまだ無理で、このブログの記事もなかなか追加できないので、これもライブと無理やり数えて(!)、記事にしました♪(^^)



で、問題の体調はというと、正直あまり芳しくありません。不眠症状が1年以上継続し、薬をとっかえひっかえ、対処法もとっかえひっかえ、色々してますが、なかなかつらい状況。詳しくは割愛しますが他にも色んな症状があり、その諸悪の根源が不眠かな?と思われるのですが・・・。


と、病的で不健康な話はこの辺までで置いといて、いつものライブレポートです!


私は、今はジャズとかフュージョンとかのこじゃれた音楽に憧れて、ジャズギター教室に習いに行ったり、ライブハウスなどのジャムセッションやライブに参加させてもらったり(このとこ体調不良でどっちも休学中・・・==;)で修行してますが、実は私のギターのルーツは小学5年生から始めたフォーク・ギターでした。

深夜ラジオDJ番組「MBSヤングタウン」の間のコマーシャルで流れてた、「モーリス持てば、スーパースターも夢じゃない!!」のキャッチコピーにまんまと乗せられてモーリスのギターを買い、中学で軽音楽部に入り、放課後はいつも音楽室でギター弾いてました。ちなみに指導者なしの完全独学でしたが・・・。

当時の私のレパートリーは、
・アリス
・さだまさし
・松山千春
・オフコース
あたりですね。

ギターも歌唱も結構夢中で練習しました。ギターはある程度上達していってるのかな、それなりには弾けるようになってってるのかな、と思えました。しか~し、歌唱は音痴で、しかも声域が狭く高い声が出ない。中学当時で必死で高く声を出しても上のGが限界でした。それに声質も自分では好きじゃないし・・・。歌唱はジャイアン・リサイタル・レベルでしょうね。それで、自分は弾き語りには向いてないと思い、中学卒業と同時に歌唱、つまり弾き語りは卒業して、ギター演奏一本に絞り、現在に至ってます。

最近、ちょっと当時を懐かしく思わせる出来事があって、その当時の名曲を集めた楽譜を一冊購入し、妻とカラオケ気分のご家庭セッションになりました。

演奏した曲は、
・翼をください(赤い鳥)
・帰らざる日々(アリス)
・今はもうだれも(アリス)
・チャンピオン(アリス)
・星空のディスタンス(アルフィー)
・なごり雪(イルカ)
・想い出がいっぱい(H2O)
・さよなら(オフコース)
・秋の気配(オフコース)
・贈る言葉(海援隊)
・安奈(甲斐バンド)
・22才の別れ(風)
・愛はかげろう(雅夢)
・あの素晴らしい愛をもう一度(加藤和彦 北山修)
・ガンダーラ(ゴダイゴ)
・秋桜(さだまさし)
・昴(谷村新司)
・ルビーの指環(寺尾聰)
・SACHIKO(ばんばひろふみ)
・恋(松山千春)
・長い夜(松山千春)
・初恋(村下孝蔵)
・ダンシングオールナイト(もんた&ブラザーズ)
・クリスマス・イブ(山下達郎)


気づいたことや反省点は、やはりジャズとフォークの①ギターの個体、②奏法、のギャップですね。

・弦の太さ  ジャズ(エレキ)で使ってる弦の太さは、1弦が010~011なのに対して、フォーク(アコースティック)男子で一般的な012を張ってます。なので、左手の握力、右手の弦を降り抜くパワーもより強さが必要になります。

私は体格(特に手の大きさ)が女子並みに小柄な上、年齢もすでにソコソコなので、これからトレーニングなどで体力向上を目指すよりは、最近流行の「ギタ女(NMB48の山本彩さん、miwaさん、藤原さくらさん etc)」の繊細なイメージで、男子より力が弱めの女子が好む010~011程度の細い弦、つまり今の私のエレキと同じくらいの負荷にした方がいいのかなと思いました。

・ピック  ジャズでは右手の親指と人差し指でピックを挟んだ時、その両指の細かい動きで微妙なニュアンスが出せるようにとジャズギターの師匠に指導され、小さいピックに持ち替えました。しかしフォークではストロークで全力で振り抜いたり、力強くリズムを刻んでいると小さなピックでは指とピックの接地面積が小さいため不安定で、最悪、演奏中にピックが飛んでいくこともありえます。

ジャズは小さなピック、フォークは大きなピックで、と使い分けが必要でしょうね。

・ストロークやアルペジオする右手でいかにギターを歌わせるか。  ジャズの場合はソロとかメロディでは、自分がどんなフレーズを弾くのかアドリブで考え、左手でフレットを押さえ音程を選択し、右手でピッキングして鳴らします。一方バッキングでは左手でコードを押さえること自体は一緒ですが、四和音とかテンションとかを使って複雑めなコードを、ジャズらしくしっとり優しい雰囲気タップリにを心掛けて弾くことが多いです。
 しかしフォークでは、左手は三和音とかのシンプルなコードを押さえっぱなしの状態(軽い装飾音はありますが)で、右手のストロークやアルペジオだけで、いかに曲のニュアンスや自分のセンスでギターを歌わせるかがポイントになるのかなと思いました。


それから、ひさしぶりにフォーク弾いてみて、近頃はジャズやっててよかったなぁ、と感じた点は、
・イントロ出し
・歌い出しの合図(体の動作、アイコンタクト、掛け声 etc)
・間奏の省略や短縮
・エンディング

こういうことは独学のフォークよりも、ジャズのセッションホストさんや先輩方から学んだことなので、今回これをフォークに応用できたのは、「あっ、自分、ちょっと進化してるぞ!あーっ、ジャズやっててよかったぁ!」と思えました。

あと今後の課題は、もう少し五線譜読みに強くなって、イントロのメロディ程度は楽譜初見で対応できる能力をアップすれば、ヴォーカルさんは、さらに歌い出し箇所がわかりやすくなり、歌に入りやすくなるよなぁ、なんてことも感じました。というわけで、「子供のためのソルフェージュ1a」みたいな基礎の基礎とか、スマホアプリのソルフェージュものとかを、体調がいい時にゲーム感覚でたまにやってたりします。


楽譜代¥3,500(税別)は奮発しましたが、こんだけ歌ってもらえたら、カラオケ代よりは安くついた、元取れたかな?と思います。あと公立の図書館を調べてみたら、結構、楽譜集って取り扱ってて、基本2週間・延長で最長4週間レンタルしてもらえるんですね!①今回買った楽譜、②既存の手持ち楽譜、③図書館からレンタルした楽譜 を使えば、費用をかけずに楽しめる!!ということがわかりました。あとスマホやタブレット等のサイトでも結構コード譜の検索サイトもあるみたいだし!!!これだけあって、あとは訓練すれば、「モーリス持ってスーパースターは無理でも、深夜の吞み屋街をギターを持って徘徊するアヤシイ『流し(死語?)』も夢じゃない!」かな?

ただ、体調不良もあるし、手や指の腱鞘炎が心配なので、やり過ぎはダメですね。ギターそのものが弾けなくなる[あせあせ(飛び散る汗)]あと近所から苦情が来ないようにも注意しないと・・・[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

それになんといっても、「ギターの歌伴って、結構おもろい~っ!」と気づかされたセッション(?)でした。歌が上手くて、そして何よりも病気がちな私をずっと支えてくれている妻に感謝です♪(^^)

体調回復が何よりも優先なので無理する気はありませんが、音楽療法という言葉もあることだし、それをいいことに体調の状況に合わせて、無理のない範囲でまた療養がてら、楽しみがてらにやってみよかと思います♪(^^)
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