ピアノ・ことはじめ:「バイエル」から [音楽]

 ライブなしでブログを更新するのはひさしぶりかも。

 このとこのライブ演奏の録音を聴いて感じる、ギターソロパートのアドリブでの「迷い」や「探り」。

 まだまだコードやスケールの理解も練習も足りず、指癖フレーズとコードやスケールをなぞってるだけのソロから脱却できない。このままジャズの定番のⅡ-Ⅴフレーズ集に手を出して覚えたところで、指癖が増えるだけで、理解が深まるとも思えない。

 そもそも私は子供のときは、小・中・高の音楽の授業以外の音楽教育は、一切うけていない。絶対音感も相対音感もなく、ただ指癖だけで音楽を理解せざるをえないのが現状。一方、子供の頃に同級生の女の子が「これからピアノのおけいこに行くの!」なんて言ってるのを羨ましく感じていた少年時代・・・。

 というわけで、やるっきゃないでしょ、ピアノ!

 今さらピアニストになりたいわけではありません。ギターの演奏力向上のために音感をよくしたり、音階の理解をより深くするためです。ギターの指板だけでなく、ピアノの鍵盤でも。

 早速、ピアノ教則本の定番の「バイエル」の独習用を購入しました。なんか譜例を眺めているだけでワクワクするかも。音楽を習ってなかった少年時代にタイムスリップして、やりたかった夢を取り戻している感じ。純粋無垢な少年の心で。

 うちのピアノくん(エレピ)で練習開始。バイエルの1番、右手の準備練習は、親指と人差し指だけで『ドレドレドレドレ・・・♪』をひたすら繰り返す。なんだ、簡単じゃんと感じたのは最初だけ。右手の指の体力が続かない。ピアノの鍵盤って重い[あせあせ(飛び散る汗)]・・・。リズムがだんだんハネてきててしまい『ド~レド~レド~レド~レ・・♪』になって、ついには『ド~レド~レミ~ソミ~ソラララソラ~♪(と~れと~れ ぴ~ちぴ~ち かに料理~♪)』と「かに道楽のテーマ(composed by ”浪花のモーツァルト”キダタロー)」に展開する有り様・・・。純粋無垢な少年の心とは程遠い、テレビに毒された煩悩まみれのコテコテの関西のおっさんである現実を痛感します。やはりもうあの頃には戻れない・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

 ま、でも、よりよいギターが弾けるようになるために、ピアノもボチボチとがんばってみて、音楽への理解を深めてみたいと思います。
 

ライブ2015年12回目:第2弾!バンド合流ライブ [音楽]

2015年8月22日、神戸・六甲アイランドのfeelにてランチタイムライブをしました。7月26日のライブと同じメンバーでの演奏になりました。

今回も熱心に聴いていただけるお客さんが来てくださって、なんか演奏のし甲斐がありました。

で、自分の演奏の録音を聴いてみたら、課題がたくさん見えてきました。

・これまでジャズのセッションが中心だったので、エフェクターなしでアンプに直接つないでましたが、今回はフュージョンということで音を歪ませたりでエフェクターの使用の必要ありでした。しかし日頃から自宅でエフェクターやアンプにつながずにギターの生音だけで練習することが多かったせいで、今回の録音ではエフェクターの音のコントロールができてなくて、歪みオン時のボリュームが大き過ぎました。ギターの音デカ過ぎで、なんか聴いてて恥ずかしくなりました。

・リズムトレーニングが必要ですね。タイミングがばらついてるし・・・。

・ソルフェージュやポジション練習も必要。音の度数の理解が甘くて出音に迷いが感じられます。1つの音を出すときに、⓵キーに対する「移動ド」と「度数」の理解、②コードに対する「度数」の理解、を指板上で深めるために、ポジション練習する必要も感じます。

 どの課題も一朝一夕には解決しないものなので、ボチボチ長期的に取り組んでいきたいと思います。

ライブ2015年11回目:発表会「Just Friends」 [音楽]

2015年8月9日、ギターのレッスンに通ってる音楽教室の発表会に出演しました。場所は神戸・元町の萬家宗兵衛でした。

 曲は「Just Friends」1曲のみ。これまでのセッションでは、自分がリクエストする曲は、ギターソロがほぼスケール一発で弾ける曲のみでした。またスケールチェンジが必要な曲でもそれを無視して弾いてたりすることが多かったです。

 発表会で演奏という目標に合わせて、この苦手分野に切り込んでみて師匠の指導を仰ぎつつ練習するというのは、教室に通っているからこそできること、独習では難しいことなので、敢えてやってみることにしました。

 で、練習して演奏してみた感想ですが、やっぱり基礎練習って大事だなと思いました。個々の音・コード・スケールの理解やリズムが基礎体力で、その上に聴き手へのメッセージを伝える表現力があるというイメージかな?今回は基礎体力の部分だけを実験的に演奏してみた、聴き手のための演奏ではなく、もっとステップアップしたい自分のための演奏でした。

 また、演奏でしながらついつい忘れがちになってしまうこと、楽譜のスミに書いてみました。緊張対策に効果あったかもです。

 ・(演奏を)楽しむ
 ・できることを弾く
 ・周りの演奏をよく聴く
 ・感じる

 で、演奏の出来は、65点くらいですかね。聴き手のための演奏でないと割り切った、ある意味利己的な演奏を淡々と進めたのでこんなもんでしょうか?前回のバンドでのライブから2週間。ほとんどその間の限られた時間だけで仕上げたので、形だけ整えて突貫工事で仕上げた感は強いですが。言われた感想は、

「落ち着いて演奏してた。」
「難しかった」
「よかった」  などでした。

 でも「Just Friends」、今後のセッションでも自分のリクエスト曲にして、もっと演奏して煮込んでいきたいと思います。